手足血管センター
建国大学病院手足血管センターは形成外科、腎臓内科、映像医学科、血管外科、胸部外科など各分野の専門家で構成されており、協力診療体制により疾患に応じた最良の治療を行っています。
現代医学の発展により人口の高齢化現象が現れると同時に食生活などの欧米化が進んだ結果、糖尿病患者の増加による慢性腎不全及び各種成人病など血管疾患の主要要因と考えられる病気も増えるようになりました。これらの疾患は特に足と心血管、脳血管などに影響を与え、深刻な場合は下肢切断や心肺停止による死亡、脳卒中などを起こします。
この中で足と手の血管に発生する疾患を積極的に治療することで、患者の生活の質を向上させることが手足血管センターの目標であります。
手足血管センターで扱う主要疾患には、上下肢の動脈・静脈、特に下肢動脈の狭窄と閉塞による虚血性疾患、糖尿病足及び手足の静脈血栓症による浮腫、下肢静脈瘤、透析患者におけるバスキュラーアクセスの狭窄と閉塞などがあります。
手足血管センターではまず最新式の超音波装置、CT、MRIなどの機器を使用して正確な診断を行います。その後、透視装置を用いて患者の血管をリアルタイムで見ながら正確な治療を施行します。治療法としては局所麻酔後、太さ2~3mmの細い導管を使用して施術するので患者における身体的負担が少なく高齢者の患者も治療が受けられます。また痛みも少ないため回復が早いという特長があります。
手足血管センターは形成外科、腎臓内科、映像医学科、血管外科、胸部外科など各分野の専門家で構成されてお