現代社会において食生活の欧米化は心臓血管系疾患の有病率とこれによる死亡率を徐々に増加させ、最近では大きい社会問題となっています。このような心臓血管系疾患には高血圧、心不全、虚血性心疾患、高脂血症、弁膜疾患、大動脈疾患などがあり、これらの病気を治療するために建国大学病院心臓血管センターでは各分野の専門家で構成された最高の医療スタッフと最新の設備、そしてこれらを効率的に運用できる診療システムを構築しました。本院の心臓血管センターの目的は、地域社会の心臓血管疾患患者に必要な最終診療機関及び応急医療機関の役割を充実に遂行することで、より多くの患者の命を救い、質の高い人生が送れるようにサポートすることです。
心臓血管センターの医療スタッフは心臓血管内科、胸部外科、診断放射線科、核医学科の専門医で構成されており、各病気に応じて有機的に協力し合って患者を診断・治療しています。心臓血管センターは大きく外来、心血管系集中治療室、一般病棟、そして各種検査室に分かれており、また検査室は心血管造影検査室、心電図検査室、心臓超音波検査室、運動負荷検査室、24時間心電図検査室、動脈硬化検査室などで構成されています。特に外来と各種検査室が全部2階に揃っていることから患者への利便性が高いというメリットがあります。